リフレイン

思い出せるように

髑髏城の七人 Season月 11/23夜 11/26夜

花も鳥も風も書き途中だけどひとまず月の感想書き殴っておくよー!ネタバレ!

 

若くてかっこいい人がたくさんの脳溶かしバブドクロ!かっこいー楽しーってにこにこ観てられるのでこういうのも好きだよ( ˆᴗˆ )なんてことを言ってると鈍器で殴ってくる天魔王(最推し)これだけバブドクロなのに天魔が人外すぎて異質すぎて、不気味で化け物で それなのになんだか誰よりも人間で悲しくてもうつらい。しんどい。天魔つらい。

 

取り急ぎひとりずつ٩( 'ω' )و

福士捨良かった!爽やかでとにかく若くて、月は捨の成長物語なのかなあと思う。過去にそんなに囚われていなくて、最初は決別のために!なんて強い思いは多分ない。そんなにこじらせてない。仲間達と出会って、挫折を経験して、やっと自分が過去を引きずっていたのとに気付いて、天に飲み込まれるところだった、と思うんだ。そして天と別れ、希望を持って前に進んでいく。青春かよ?

殺さない、のがすごく好き。なんて未来があるんだ。若くて爽やかに前を向く福士捨によく合ってるし、こんな新設定あんのかとヒエなるほどー!と思った。ただその優しさは天魔には残酷な訳で。このへんもっかいちゃんと見てから書きたいけど、あの仕掛けがもう本当に残酷すぎて、あんなにこにここんな仕掛け考えてんの、無自覚怖すぎんか。なんて。救う、くらいの解釈持ちたいな。

涙雨を受け止める〜という設定、傘のくだりと合わせて入れてくるのは分かるんだけど、これは風捨のものなんですよ〜〜という気持ち。涙雨を受け止める大らかな大地である風捨が大好きなんだ私は…ここは違うものほしかったかなあ。福士くんはまだ傘持ってるだけだからね。

元々動ける人っぽいので良い良い。殺陣やりながらのお芝居はまだちょっとって感じ(天魔と初めて対峙するとことか)って思うけど、伸びしろめちゃくちゃ期待できる。あとペース配分な。2日めにしてすっっごいいい顔してたので今後どんどん化けてくのがとても楽しみ。

 

天魔で始まるのは分かってたけどなんか言葉にできないけどなんですかあれすごい すごかったですよね 好きです!!!!ガツガツ踊るたいちさんってだけで胸いっぱいなんだけどなんですかこれ?ごめん語彙ないむり

もー初日からしんどくてしんどくて。完全に鳥蘭の生まれ変わりとしか思ってないからなんだけど(だって台詞がさあ)鳥蘭は殿に愛されて、嫉妬されるくらい愛されていたのに、なぜ月天の道を選んでしまったんだと本気で思った。今度こそ殿と共に…そして月天は生き延びることも生まれ変わることもなく、本当に死んだと思う。死んで蘇ることはもうない。輪廻が終わってしまったんだ…ラーイネース という考え方しかできないです。畳み掛けるように鳥口説き歌詞が溢れてきて鳥信者爆死してます。歌詞の答え合わせが月戯曲でできるなんて誰が思ったよ。未來さんがすぐ側にいるのでもはや鳥天の生まれ変わりだし…書くのやめよう。無理だ。お化粧もキャラクターも人外なのに誰よりも人間的で大好きです。単純にすごくえろいですよね。たいちさんのこんな姿みてよいのでしょうか。手、わたしは火傷とかではなく概念的なものだと思ってる。月蘭の可視化というか。すみません適当なこと言いました

 

工業高校と名高いみうらんべえ、良い。自他共に認める蘭兵衛さんへのハードルの高さなんですが、そんなわたしとて良いと思う。んーなんていうかスッと入ってきて自然で好きです。多分さらっとハードル越えてる。顔が良い。天魔と初対面シーンでもうふらっふらに揺らいでるのも良いし、血に汚れた手~のくだりも好きです。(ただこれ天魔の手がさ?ってなるよね?)聖子太夫(育ての親)との関係が恋愛じゃないのいいよね〜。やんちゃして窓ガラス割ってた頃から支えてくれてた肝っ玉母ちゃん…元々そっちの人間なんだろうなってくらいのオラつき具合(元ヤン)だから、オトシマエつけるために城に向かうのも納得できるし、こんな楽しいことをなぜ忘れていたんだ!と昔に戻ってしまうのもよく分かる。目がランランとして血が騒ぎすぎだよね。とりあえず薄っぺらい感想まで。お化粧誰にしてもらってるの?ねえ誰に教えてもらったの??誰リスペクトしてるの??

 

兵庫!ずっと動き回ってて熱くてとても良いー!一幕は兵庫でもってるシーンが多いのでまじ頑張ってくれありがとうという感じ。もうねー本に慣れちゃってる我ら相手に兵庫で笑いとるの難しいと思うんだけど、それ踏まえると超頑張ってると思う。動けるちっちゃい子良いですね。須賀パイセンのラストめっちゃくちゃ良い。今回の太夫と兵庫の関係性からすると、ラストこの2人で生きて行くのは違うのでは?と途中まで思ってて(霧丸のが有力候補)でもパイセンがまじで上手いので全然あり。太夫への真っ直ぐな思いとか、震えるような緊張とか、ドキドキするくらい伝わってくるの。あの空気の震えが伝わってくるのがまじですげえ。この空気感は舞台の醍醐味だと思うんだわ…城抜け出した後のくだりっていつも長いなって思っちゃうし、兵庫1回で行けばいいのにって思ったりしてたけど、いや〜〜上弦はめちゃくちゃ良かった。衣装缶バッチみたいなのついててかわいいね。

 

きりきりきりちゃん٩( 'ω' )و平間くんかんわいい〜〜〜!!沙霧ではなく霧丸にした意味は1ミリも分かってないけど、もはや可愛い女子枠だからいい!かわいい!福士捨と平間くん、マモさんと広大の年齢差が逆転してるから、上弦下弦どう違うのかな٩( 'ω' )وと楽しみにしてたら、平間くんが普通に福士捨より年下で笑った。アクション満載で嬉しい楽しい好き。足技良い!ほんと動けるし泣きのお芝居合うよねー。良い使い方されてて嬉しいです。霧丸と捨の友情?は初見だからもうちょっと噛み砕きたいな。

 

太夫は本当に素敵で安心と安定の聖子さんだった。無界屋の設定が風と同じなことに発作が出そうになったんだけど、ラップやらなんやら笑いに変えてくれて安心した。全Seasonほぼ台詞が同じである故にキャラが違うことで起きる不自然さがいつも気になるんだけど(例えば風太夫の「ご勘弁を」とか)、そういう不自然さが全然なくて、全部聖子太夫の台詞だったのが上手いなあと。ご勘弁を、あたし達戦うよ、とか。色っぽい高嶺の花キャラじゃないのに言葉に一貫性があって良かったなー。当たり前っちゃ当たり前だけど、やっぱ聖子さん好きだなってなった理由のひとつ。みんなの母ちゃん。霧丸と始まりそうでやばかったです(わたしが)山の民、蝦夷も坂東も知ってるでしょ…?

 

やだ登場人物多い間に合わない!安定の粟根さん好きだよ!長くなってきたのでまた今度追記。

 

わたし多分バブドクロだから、すごい脳溶けてるっぽい。今のところ不満な部分見つからないです。同時に、風のショックで心ポッキリ折れてたことも自覚した。皆さんの感想読んで目からウロコだったくらい月の色んなところを気にしてなくて、それは元々期待していなかったと同義だと気付いてしまい

総じてわたしはこの舞台が好きなんだけど、新感線サイコー!とは違う感覚なんだよね。若手俳優寄せ集めの外部舞台として好き。普通に舞台を観る上で好きな舞台!って話だから全然満足してるし、風ショックで何も言えなくなったわたしにはちょうどいいです。ただ某イヤーの某ぐるぐる劇場では…?ってとこなのかしらね。舞台好きとして風をナシと思ったけど、舞台好きとして月は好き。その理由を、新感線だから と言い切れないのがなんだか皮肉だなあと感じている今日この頃。

そういう訳だからただ舞台として、の話をするけど、キャストの不安定な部分は今後伸びしろ期待…!ってめっちゃ湧く(稽古途中を見せるのとこれとは違うよって岡ちゃんに言ってやりたい)し、鳥の「いや天魔じゃねーじゃん小さいじゃんサダヲじゃんwww」とか、鳥沙霧捨の恋愛無理ありますとか、風全体に蔓延するつまらなさとか、お芝居がド下手クソごめんやめる そういうのがなくて、負の感情がないだけで嬉しいし安心する。いやもちろん他を下げて月サイコーとかって言いたい訳ではなくて、月は全体感として好印象だよー٩( 'ω' )وって話。楽しく楽しく観てられるしみんな好きだ!あ、ただし鳥信者フィルターは自覚はある。天魔に殴られすぎて思考停止してる。鳥を観てない人が、口説きの言葉の波をどう感じるのかなとは思うんだけど、わたしは鳥天月天に刺されているので言葉はありません。なんかねえ風のような経験は二度としたくなかったから、それだけで安心したし合格だった。もう上がるしかないってこーとーだーなー↗︎(CV渡京)ってくらいには脳溶かしてただただ楽しい。よかった。楽しいよ月髑髏!口が悪くてごめん!好きだよ月髑髏!